cinelli662005-11-07

TAKESHIS'」
噂通り。ビートたけし美輪明宏が登場した舞台挨拶が終わり、観客が席を立ち始めてもとまどいに満ちた雰囲気は消えなかった。
駄目な人は、はっきり拒絶し、浸れた人は心のざわつきを感じながら謎解きの醍醐味を味わう、そんな映画だった。
戦メリから座頭市まで過去の作品の再構築と破壊、大島渚へのリスペクト、エロネタ、「ヨイトマケの唄」からタッブ、ヒップ・ホップを経て大銃撃戦につながるシーンの高揚感など、1日置いた今、いろいろな思いが沸き上がってきた。もう1度観たいと思った作品は久しぶりだ。
ヨージデザインのコンビニ制服など、その辺も楽しめた。