オペラ座の怪人

cinelli662005-02-17

映画館に行く途中、赤い最新型フェラーリが大破していた。濡れた路面でスピンしたのか。なんという放蕩。贅沢さ。映画の始まりモノクロの画面から一転、色彩が復活していく。響き渡るパイプオルガンの重低音。一気に19c全盛期のオペラ座へ引き込まれる。クロード-ルル−シュばりのかっこいいオープニング。セクシーなセットとコスチューム。透明感のあるChristineの歌声が重なる。洗練された贅沢さ。舞台と映画との好ましい融合。映画としての「視点の自由さ」を駆使してよりダイナミックな空間を演出している。2時間20分の堪能の時。情熱のプレイ。鉄屑と化した赤いフェラーリを思い浮かべた。
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