再開発

http://d.hatena.ne.jp/solar/20050216

いま出ている「ブルータス」(3月1日号)の連載記事「ミクロな都市開発」(23ページ)でも、下北沢再開発の問題が取り上げられている。下北沢を演劇の街にした功労者である本多劇場の本多さんへの取材を軸に、いま進んでいる再開発計画に対する地元側の意見を伝えるとともに、すでに行われている都市再開発の事例がうまくいっていない(代官山や中目黒でさえ成功していないと表現されている)なか、下北沢まで高層化=「ヒルズ化」することが果たしてよいのかという懸念も示されている。
このコラムは通常、都市開発の可能性を肯定的にさぐる記事が多く、今回のように再開発への疑問が示されることはめずしい。そのくらい、いま下北沢で進んでいるプランは異常なのだ。都市計画家、建築家などの幅広い関心が下北沢にあつまり、区側の進めるプランにかわる代替案ができることを願う。

「ブルータス」のコラムで「ヒルズ化」非難。今までの再開発がたんなる経済開発でしかないのにその貧困なビジョンを礼賛してたのが捻れ現象というか自己総括を始めた?この手の雑誌の存続に関わるんじゃないのかw。太鼓持ちも商売でやってるのだろうけど。ライターは下北にあまり思い入れのない人みたい。でもこういうコラムみると正直ほっとするよ。
新しい再開発の在り方が問われるようになればいい。