耐え難きを耐え、忍び難きを…
終戦。この言葉って、大多数の国民の「やっと終わってくれた」観を表すとともに、当時国内では、ほとんど敵に関しての実感がわかない戦争だったんでは?つう気がしてくる。敗戦じゃなく終戦。いかにも日本的なレトリックやが。
大昔、秀吉の朝鮮出兵が、いつのまにか加藤清正の虎退治にすりかわっていたように。読売でかなりくわしく「昭和戦争」として特集してたけど、やっぱ軍部のとんちんかん戦略の結果やな(-_-;)。事後承諾と責任回避。これにつきる。東京裁判は確かに乱暴な話だが、じゃあ日本は自身であの当時、国内で戦争当事者同志で責任の所在をはっきりさせることができたんだろうか?あるいは自発的に新しい憲法作れたか?NOでしょね。アメリカっつう新しい「金髪のお上」から下賜された憲法だからこそ、いままでもったんじゃないか?自虐的な話だが……極論、さんざんやっといて負けたら国際法で、わけへだてないジャッジしてくれってのは、いささか虫がいい話でないか。
A級戦犯B級戦犯以前に国民に対して敗戦後、施政者は遺族年金以外に、なにかきちっとした謝罪、総括あったんだろか?公式に?そこんとこピンとこないんすけど。