BSE

黒い牛肉セールスレディ、ライスは離日。政府も表面的には 輸入再開の先延ばしに成功したようにみえたが。イラク派兵時のように米の要請をおいそれと聞き入れないのはこの問題が「食」という市民生活と直結しているデリケートなものであるからか。市民の反感をかえば政権に多少なりとも影響がでると踏んでいるのか珍しく慎重にみえる。
政府が国民の生命の安全性と政権の安寧と米との外交関係、これらをどう天秤にかけるのか。見どころは多い。89年英国でバーガーキング食べた者にこの問題は無関心ではいられない!
ニューヨーク・タイムズ  id:infectionkei3:20050319より

【ワシントン=浜谷浩司】米紙ニューヨーク・タイムズ十五日付は社説で、牛肉貿易を再開する「唯一の責任ある道」は牛の検査だと述べ、「必要なら全頭検査も行うべき」であり、「BSE(牛海綿状脳症)のまん延につながるようなエサの与え方をきっぱりとやめるべきだ」と、政府にBSE問題の根本的解決を迫りました。
また、日本への牛肉輸出より米国内での牛肉の安全性の方が重大だと指摘しました。社説は、変異型クロイツフェルト・ヤコブ病の患者が一人でも現れ、カナダ産か米国産の牛肉を食べたことが原因だとされれば、業界に「計り知れない」打撃となることを指摘。米政府が「科学的な立場だ」と宣伝する考え方については「一連の仮定を置いたものにすぎない」「すべての牧場主、政治家にとって受け入れられないギャンブルだ」と批判しました。

■政府は熊沢英昭・元農水事務次官を、チェコ大使に起用する。BSEの日本上陸で、調査検討委員会が指摘した「重大な失政」に深くかかわる人物。
nikkei.co.jp/news/shasetsu
こういう人事みてると全く何も考えてないようだけど。
http://tanakanews.com/e0706BSE.htm